総会の採決でいちばん手間がかかるのが、挙手の数えなおしと委任状の足し込みです。 議場の挙手を数え、あらかじめ届いた委任状(議長一任)を加算し、定足数を満たしているかも確認する—— ここでは、この一連の集計をスマホの1タップ投票で済ませる方法をまとめます。
挙手・紙の採決でつまずくところ
- 数えなおしが起きる— 賛否が割れた議案ほど、挙手の数えなおしで時間が延びます。
- 委任状の加算を忘れる・間違える— 出席票と委任票を別々に管理すると転記ミスが起きます。
- 定足数の確認が後手になる— 開会時に「足りているのか」がすぐ分かりません。
手順
1. 部屋を作り、委任状と定足数を登録する
部屋の作成時に「会員総数」「定足数」「委任状(議長一任)の通数」を入れます。登録は不要、作成した時点で料金はかかりません。
| 規約の定め | 会員数 | 入れる定足数 |
|---|---|---|
| 会員の過半数 | 40人 | 21人 |
| 会員の3分の2以上 | 30人 | 20人 |
| 総代の過半数 | 18人 | 10人 |
2. 会場でQRコードを配る
議長画面に参加用のQRコードが表示されます。受付やスクリーンに掲示すれば、出席者はスマホで読み取るだけで参加できます(名前の入力はなく匿名です)。参加が増えるたびに「参加端末+委任=合計」と定足数への到達状況が画面に出ます。
3. 議案を「開始」して採決する
第1号議案から順に「開始」を押すと、出席者の画面に賛成・反対・保留のボタンが出ます。「締め切る」を押すと、委任分を加算した結果が棒グラフと「出席○票+委任○票」の内訳つきで確定します。
次の総会の採決、集計係はいりません。
総会の部屋を作る(無料)注意点
- 最終判断は規約に従って— 表示は「賛成合計>反対合計」の目安です(保留は数えず、同数は否決扱い)。特別決議の要件などは議長が規約に従って判断してください。
- 出席数は端末数+委任通数— 参加用URLを開いた端末の数を数えるため、実際の出席者数とは異なる場合があります。定足数の最終確認は議長が行ってください。
- 法的効力は保証されません— 本サービスは挙手・紙の集計を置き換える簡易ツールです。議決権行使の証明が必要な場合は書面等を併用してください。
- データは5日で消えます— 結果は議事録へ当日中に転記してください。
よくある質問
委任状はどう集計されますか?
部屋を作るときに「委任状(議長一任)の通数」を登録すると、議案ごとに指定した側(既定は賛成)へ自動で加算されます。結果は「出席○票+委任○票」の内訳つきで表示され、締め切った議案は締め切り時点の通数で確定します。
定足数の確認はできますか?
できます。会員総数と定足数を設定すると、出席数(参加端末数+委任数)が定足数に達しているかを画面に常時表示します。開会宣言の目安に使えます。
可決・否決はどう判定されますか?
賛成の合計(投票+委任)が反対の合計を上回ると「賛成多数(目安)」と表示されます。保留は数に入れず、賛否同数は否決の扱いです。「出席者の過半数」など規約上の可決要件とは一致しない場合があるため、可決・否決の最終判断は議長が規約に従って行ってください。
スマホを持っていない出席者がいる場合は?
従来どおり挙手で数えた票を、議長がその場で読み上げて記録に残す運用を併用してください。本サービスは挙手の集計を置き換える簡易ツールであり、法的効力の保証は行いません。